2019-01-19
今日はグランフロント大阪のLIXILショールームで鳥井奈穂子先生のカラーコーディネート講座を
受けてきました。
自然界の色はすべて、イエローの波長の多い「イエロードミナント」とブルーの波長の多い
「ブルードミナント」の2系統でできているそうです。
←左がイエロードミナント、右がブルードミナント
植物であれば、花がブルードミナントの色であれば茎や葉もブルードミナント系のグリーンです。
すべての色はイエローのアンダートーンか、ブルーのアンダートーンを持っていて、
同じアンダートーン同士だと調和するのです。暖色系とか寒色系とかで分けるのではありません。
アンダートーンがどちらかという分類です。
先生の生徒さんにイエロードミナントとブルードミナントのボードを作る宿題をだすそうです。
それがこちらです。↓
どちらも左がイエロードミナントで右がブルードミナントです。
どちらにも色々な色や物が混ざっていますが、とても調和していて、違和感がありません。
ところがイエロードミナントの色調にマゼンダがあると違和感があります↓。
ブルードミナンにマゼンダがあっても違和感がありません↓。
黒にもイエロードミナントとブルードミナントがありますが、
オレンジはイエロードミナントにしかなく、マゼンダはブルードミナントにしかないそうです。
この分類が分かれば、調和のとれたインテリアやリフォームを考える事ができます。
イエロードミナントの柄の生地にブルードミナントの真っ白のレースを合わせるととても安っぽく
みえますが、ブルードミナントの柄に真っ白を合わせるととてもいいものに見えたりします。
なんとなく色調は合わせてみたのに、何かしっくりこない時はきっとドミナントがMIXに
なってるのです。
ちなみにブルードミナントは、ガラス、ステンレス、タイル、直線ライン、シルバーなどの
イメージ。
イエロードミナントは、木材、天然なもの、いぶした金属、アール、ゴールドなどのイメージです。
そして自然界やインテリアだけでなく、人間も同じです。ブルードミナント系のタイプの人が
イエロードミナントの服やメイクをするとしっくりこないのです。髪の毛の色もそうです。
黒や白にも似合う黒と似合わない黒があります。自分がどちらのタイプなのかを知るととても
便利です。
今まで漠然とグリーンは似合わない、など色で考えていましたが、同じグリーンでも似合う
グリーンもあるのです。
先生がお使いのカラーディクショナリーを購入してきました。
しばらくは色々な物にあててみようと思っています。
このディクショナリーは小さくて持ち運びにも便利なのでおススメです。
ご興味がおありでしたら、ぜひお声かけ下さい。
色々な職業の方にとって活躍するとおもいます。
ちなみにディズニーランドは、ブルードミナントで統一されているのでとても綺麗です。
ブランドの広告や、雑誌をそういう目線で見るのもとても楽しいですので、ぜひお試しください。